2005年12月17日土曜日

携帯で書く

先日愛用しているクリエのバッテリ交換をした。電車の中で30分ほども読み書きしていると、バッテリ消耗の警告が出るようになってしまったのだ。

私の場合、新聞もメルマガもクリエで読んでいるし、BBSへの書き込みも多くをクリエを使って電車の中で書いているので、これが使えないとかなり厳しい。


仕方がないので、バッテリ交換サービスに出している間(2、3日なのだが)、携帯で文章を書いていた。


これがなかなか快適だった。

当然以前にも試したことはあって、その時の印象から携帯のテンキーなんかじゃ文章は書けないと思っていたのだが、これが今回は意外と書きやすかったのだ。

予測変換とジョグダイヤルを駆使することで、クリエで構築した片手入力環境にも劣らない、いやひょっとするとそれを上回るかもしれない快適さが満喫できる。

何より、書き上がったものをそのまま送信すれば、(ブログに限っては)アップロードできるというところがいい。ブログじゃなくても、とりあえず自分宛にメールしておけば、パソコンでどうにでもできる。

クリエでも、ホットシンクすれば同じことはできるのだが、クレードルに載せてホットシンクボタンを押し、同期されるのを待つよりも、既に来ているメールを開くだけの方が心理的に楽だ。


というわけで、書く方に関してはすっかり携帯派になりつつある。

しかし、さすがに読む方はそうはいかない。こちらはやはりPDAの広い画面で、パソコンから半自動で転送したコンテンツを読むに優る手段は今のところない。


実は、そこで最近気になっているのが、出たばかりのW-ZERO3だ。

これはウィルコム製のPHS内蔵型PDAで、書いたものを即送信できるという意味でなかなか優れている。何しろ電話なのだから当然と言えば当然だ。加えて、PDAだから画面は広く、入力環境も閲覧環境もよさそうだ。

これはもしかすると、クリエと携帯をリプレイスしてひとつにできるんじゃないかと期待したのだが、ふと気がついたのはキーボード入力なんですね。これじゃ片手入力は難しそうだ。

やはり電車の中で片手入力できないと、完全リプレイスはできない。


クリエのバッテリ交換したばかりだし。かくて、この原稿も吊革につかまりながら、携帯で書いているのだった。